アマト・ファカタヴァ双子兄、弟もラグビー選手!大東文化大学から日本代表選出まで

アマト・ファカタヴァ
  • URLをコピーしました!

2023年ラグビーW杯の初戦、チリ戦で6トライ中2トライを決めたアマト・ファカタヴァ選手。

この試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選出されました。

そんなファカタヴァ選手は双子の兄、弟も日本でプレーするラグビー選手というラグビー一家で育っていることがわかりました。

ファカタヴァ選手の兄弟について、大東文化大学から日本代表選手に選ばれるまでをまとめましたのでご覧ください。

目次

アマト・ファカタヴァとは?

アマト・ファカタヴァ

生年月日:1994年12月7日 トンガ出身
身長:195cm 体重:118kg
所属:リコーブラックラムズ東京
ポジション:LO(ロック)/ FL(フランカー)

11から本格的にラグビーを始めたトンガ出身のファカタヴァ選手。

ラグビー世界ランキング15位のトンガではラグビーは子供達に大人気のスポーツです。

アマト選手も小さい頃からラグビーを習っていた訳ではないですが、子供同士の遊びとしてラグビーに触れていたそうです。

双子の兄であるファカタヴァタラウ侍選手と、弟とも一緒にラグビーをしていました。

2人はトンガの高校へ進学後、さほど強豪校ではないですが初めてラグビーを習い始めます。

高校3年生の時にニュージーランドでプロラグビー選手になるために共にニュージーランドのティマルボーイズ高校に留学します。

アマト・ファカタヴァは大東文化大学進学

アマト・ファカタヴァ
大学時代のアマト・ファカタヴァ選手

ニュージーランドのティマルボーイズ高校在学中、スーパーラグビーのアカデミーから声が掛かりました。

同時期にシナリ・ラトゥさん(※トンガ出身元日本代表ラグビー選手)と大東文化大学ラグビー部監督の青柳勝彦さん(現パナソニックワイルドナイツFWコーチ))の2人が、トンガで大東文化大学ラグビー部のスカウト活動を行なっており、2人をスカウト!

兄弟同じチームでプレーしたい希望を伝え20歳で来日し、大東文化大学(外国語学部英語学科)に進学しました。

アマト・ファカタヴァの大学時代の実績

スポニチより引用

3年生の時に関東大学リーグ戦1部で優勝!

全国大学選手権ではベスト4進出に貢献し、4年生の時には関東学生代表に選出されました。

大学卒業後は同じトンガ出身の大東文化大学ラグビー部先輩であるカウヘンガ・桜・エモシさんの勧めもあり、双子の兄とともにリコーブラックラムズ東京へ入団し今も2人ともプレーをしています!

今回発表されたW杯の日本代表33人の中に当初名前はなかったアマト選手。

国内最終戦のフィジー戦で足首を負傷したことにより代表入りを一度は逃してしまったものの、バックアップ要員として大会直前合宿から合流し.

33人に選出されていた選手の不調により8月28日急遽代表登録され、そのままスタメンを果たし2トライを決め日本の勝利に大きく貢献したのです!

双子兄・ファカタヴァタラウ侍選手は帰化!

ファカタヴァ侍

ファカタヴァタラウ侍選手のプロフィールはこちら

生年月日:1994年12月7日 トンガ出身
所属:リコーブラックラムズ東京
身長:191cm 体重:114kg
ポジション:LO(ロック)/ FL(フランカー)

管理人

身長・体重ほぼ同じで、ポジションも一緒なのはさすが双子ですね!

タラウ侍は2022年、日本に帰化しました。名付けた日本名は『侍』

名付けた理由は昔から侍の生き様、歴史が好きだったと語っています!

弟のアマト選手と高校・大学・社会人リーグと同じ道を歩んでいますが、日本代表に選ばれなかったタラウ侍選手。

昨シーズンの試合中、大怪我をしてしまい現在懸命なリハビリを続けおり、アマト選手と共に日本代表に選ばれたい気持ちを語っています。

「アマトと一緒に日本代表にもなりたいですね。アマトからは、日本代表はまたレベルが違うよって聞いています。やっぱりインターナショナルレベルだし、ラグビーの最高峰ってこういうことなんだなって言っていました」

管理人

双子で国際舞台の試合に立つという大きな夢を持っていますが、アマト選手の活躍で日本代表は勝利をもぎ取りました!
同じDNAを持つタラウ侍選手ですから、共に日本代表戦に選出される日はそう遠くないのではないでしょうか。

アマト選手の弟もラグビー選手!

ソセフォ・ファカタヴァ

生年月日:1997年10月25日 トンガ出身
身長:186cm 体重:112kg
所属チーム:キヤノンイーグルス
ポジション:CTB
中学校:目黒学院中学
高校:目黒学院高校
大学: 福岡工業大学(社会環境学部)

双子の兄をもつ三男ソセフォ・ファカタヴァ選手もラグビー選手で日本でプレーしています!

日本でプレーを始めたのはソセフォ選手の方が早く、ファカタヴァツインズが日本にくるきっかけとして弟がすでに日本でプレーしているというのは大きかったのではないでしょうか。

ソセフォ選手は2015年、18歳以下高校日本代表候補にも選ばれており、若くしてその実力を発揮していました!

まとめ

ラグビーが盛んなトンガで育ったファカタヴァ兄弟が、みな日本でプレーをし、アマト選手は日の丸を背負って日本の勝利に大きく貢献してくれました!

トンガのラグビースタイルを日本ラグビーに伝えて、より強くしていってほしいですね!

いつか3人が日本代表としてプレーする日がくるのでしょうか…楽しみですね!!

最後までご覧いただきありがとうございます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次