2024年アジアカップU-23世代で8年ぶりに優勝を果たしましたね!
決勝点となった山田楓喜選手のゴールをアシストした荒木遼太郎選手ですが、その前に脳震とうを起こしていました。
激しく頭を打ち付けていたことから、「大丈夫?」と心配する声が多数ありましたが、実際どうなのでしょうか。
なぜ脳震とうを起こしてもプレーが続けられたのかについて調べましたのでご覧ください。
【動画】荒木遼太郎がゴールキーパーと衝突
U-23アジアカップ決勝。76分、荒木遼太郎がGKと激しく接触し顔面をピッチに打ち付けた。スタッフが状態を確認した上でプレー再開されたが、終了間際に担架で運び出され病院へと向かった。大岩剛監督「本当に心配なんですけど、なかなか自分の記憶がないという部分で、慎重に様子を見たい」 pic.twitter.com/C52SbMoujN
— 青赤好きのルミ姉 (@Entity_DbD) May 3, 2024
後半32分、荒木遼太郎選手と相手キーパーが激しく衝突しました。
背後からキーパーの肩と頭が激しくぶつかり、荒木遼太郎選手はジャンプをしたタイミングだったので、
さらに高いところから落ちて、頭を打ってしまいました。
これに対して、キーパーへはイエローカードが出されましたが、レッドカードだ!という声が多かったです。
AFC U23 ASIANCUP 優勝おめでとう♪
— ほっと (@qrqxq389) May 3, 2024
試合はウズベキスタンが強くて厳しい内容でした
相手キーパーのチャージを受けた荒木遼太郎が心配
あれはキーパーレッドカードだと思うんだが・・・
ここの文字数では語りきれないがとにかくおめでとう♪
寝ますw pic.twitter.com/jpnYjNblgu
レッドカードじゃないの、キーパーのヘディングシーン。あんなに突っ込んできたら危ないでしょ。手も前に出てたってことはぶつかるっわかっててやってる
— MANDALA (@h_northernlight) May 3, 2024
サッカー、審判ひどすぎじゃない??
— なとり🥦 (@natori_tominnie) May 3, 2024
買収なのかはわからないけど、明らかにレッドカードでも出さないし、アディショナルタイム11分なのに17分もたって笛鳴らすし🤔
試合終了後、救急車で病院へ搬送された荒木遼太郎選手。
診断の結果、脳震とうであったことが判明しました
顔と頭を打ち付けていたため、メディカルスタッフがすぐに治療を開始しましたが、
- 意識がはっきりしていた
- 本人の続行の意思がある
しかしアディショナルタイム13分頃に再度倒れ込み、そのままピッチの外で試合終了を見守りました。
試合終了後、監督に対して、
記憶がないと言っていた
と話し、さらにファンの不安が増すばかりです。
荒木遼太郎はなぜ脳震とうでもプレー続行?理由3つ!
なぜ荒木遼太郎選手を途中交代をさせてなかったのかと、怒りのコメントが殺到しています。
なぜ交代されなかったのでしょうか?
①監督の判断ミス
選手交代について決定するのは監督です。
なぜ大岩剛監督は、荒木遼太郎選手の交代を命じなかったのでしょうか。
想定される理由として、
- メディカルスタッフより、本人の意識がはっきりありプレーする意思を示しているという報告
- 試合が延長戦になる可能性があり、交代枠を使うのをためらった
- 試合の流れを変えたくなかった
- 今大会、途中交代選手の活躍が目覚ましかったので、交代しにくかった
脳震とう交代枠を使うことも可能でした。選手交代枠もまだ残っていました。
結果として、荒木遼太郎選手のアシストで決勝ゴールが生まれたので、交代しなかったのはよかったとなります。
しかしファンからは、負けてもいいから交代して欲しかったと意見も見られました。
こっちが不満に思ってるのは審判と日本代表の監督コーチメディカルチーム全員が脳しんとうを軽く見てることであって相手選手を叩く気は全くない
— マサヒロ (@YNWATokyo2002) May 4, 2024
むしろ相手選手の右足もなかなか痛々しいし心配なレベル
論点がすり替えられてる
荒木が悪いとか言ってる元プロは論外
脳震盪による交代を認めなかった過失と交代枠を使用した交代を"戦術上"できなかった過失があって、前者は審判団の過失で後者は大岩JAPANの過失。それでもあの時点で荒木を守れたのは大岩監督だけなのだから交代枠を使用しても即交代すべきだったとは思う。ここについては謝罪と再発防止があるべき。
— たにぃ (@smc_tany) May 4, 2024
大岩監督はあの危険な状態で荒木を交代しなかったことについては、本人がプレーを続行したいとたとえ希望したとしても、監督として大きな責任があると思う。選手生命だけでなく、命そのものに関わる問題。その辺、チームとしてどうなってるのだろうか。
— ゆー (@Fairyretreat) May 3, 2024
②メディカルスタッフのミス
メディカルスタッフがすかさずピッチに向かい、荒木遼太郎選手に接触しています。
しかしここでも一番大きかったのは、
荒木遼太郎選手の意識がはっきりしていたことではないでしょうか
本人が出たい、続けられる、という意思も示していたことから、プレー続行を恐らく許可。
脳震とうを起こしているかもしれない、という危機管理を持ったスタッフがいなかったのでは?というSNSの声もありました。
③審判の判定
今回の決勝戦、審判がかなり日本に対して不利な判定をしていると、試合中からSNSでは話題でした。
荒木遼太郎選手の衝突についても、後ろからボールに触れず肘打ちを受けてしまっています。
それに対して、レッドカード判定もなく(結果はイエローカード)、VAR判定も適用されませんでした。
相手キーパーも痛がってしまったため、荒木遼太郎選手が頭を打っているにも関わらず、脳震とう判定もされずプレーが続行。
この判定のせいで、脳震とうへの配慮がなかったため、脳震とう交代枠がなくなってしまったのではないでしょうか。
脳震とう交代枠ってなに?
IFABは2021年1月から脳震盪による交代ルールの試験導入を実施。
脳震盪の疑いがある選手が発生した場合、選手の安全を確保するために残りの交代枠と交代回数に関係なく交代することができる。
引用元:Yahooニュース
現在、脳震とう交代枠が認められているなか、荒木遼太郎選手については認められませんでした。
意識もはっきりしており、プレー続行の意思があったことから、交代枠適用という認識が審判にはなかったのかもしれません。
まとめ
他の選手と4日に日本へ帰国することをとりやめて、ドーハ市内で静養してから帰国することが発表された荒木遼太郎選手。
脳へのダメージは、後日症状が現れることも多く非常に恐ろしいです。
しっかり静養して、元気な姿で帰国してほしいですね!
最後までご覧いただきありがとうございます。
荒木遼太郎の彼女についての記事は、こちらが読まれています。