女子フィギュアスケートの紀平梨花(きひらりか)選手が、9月16日に自身のInstagramを更新しました。
そこで、9月17日から開幕される中部選手権を欠場することを発表しました。
中部選手権は2026年に開催される、ミラノ・コルティナ五輪の最終選考会となる全日本選手権の予選となっています。
したがって、この大会を欠場することで、紀平梨花選手の五輪出場の可能性がゼロになりました。
今回の欠場までには以下の経緯があります。
- 2018年のグランプリ・ファイナルで初出場優勝
- 2021年に右足首を疲労骨折
➡リハビリと練習を継続しているものの、高難度のジャンプを複数回行った際、痛みが見られることがある
➡十分な準備を整えることが難しいため、中部選手権欠場となる
依然ケガの影響が心配される紀平梨花選手。
SNSでは、心配の声とともに、「太った」・「ふっくらした」という意見もみられているようです。
そこで、今回は2018年の写真と比較しつつ、紀平梨花選手が太ったのか検証してみたいと思います。
【画像】紀平梨花が太り過ぎ?

2018年と2025年の紀平梨花選手の画像を見比べてみましょう。
こうしてみると、2018年は全体的にスリムですよね。
特に、細い顔の輪郭や腕や脚のシャープさが目につきます。
一方、2025年には腕にシャープな印象は残るものの、顔はふっくらしているように見えます。
また、全体的に丸みを帯びた体形に変化しているようにも見えますね。
それでは、紀平梨花選手はいつ頃から「太った」といわれるようになったのでしょうか?
紀平梨花がふっくらしたのはいつから?

SNSを見てみると、紀平梨花選手に対して「太った?」という意見が見られるようになったのは、なんと2019年からです。
紀平梨花ちょい太ったか??#四大陸フィギュア#紀平梨花#こえた
— 五代目Jshouji brothers reiwa3 (@JshoujiBrothers) February 8, 2019
2019年

顔を含め、全身の印象としては太ったように見えませんよね。
2021年

この写真でも、太ったようには見えません。
顔もふっくらしておらず、腕も足もスタイリッシュですよね。
このあと、7月に疲労骨折を発症し、リハビリ期間に入ります。
それでは紀平梨花選手がふっくらしたのはいつからなのでしょうか?
リハビリ期間中の紀平梨花選手の様子も追ってみていきましょう。
2022年
6月30日の写真では顔の輪郭がふっくらっしたように見えますね。
一方、正面からのショットではない影響か、9月26日の写真では顔の輪郭もほっそりとして見えます。
また、どちらの写真も腕や脚はシャープな印象が残っていますね。
2023年
2023年からはオフショットの投稿が多くなっている紀平梨花選手。
フィギュアスケート用の衣装ではないので、全身の比較は難しくなっています。
また、2018年に比べれば顔立ちがふっくらしているものの、6月の写真よりも1月の写真の方がふっくらしているように見えますね。
2024年
9月22日の写真ではシャープな顔立ちですが、10月4日にはふっくらして見えますね。
また、10月4日の写真では肩のラインも丸みを帯びているように見えます。
このように経過を追ってみると、紀平梨花選手が劇的にふっくらしたタイミングがあるわけではなさそうですね。
だんだんと顔の輪郭に丸みが出てきたように見えます。
しかも、同じ年でも写真によって顔の輪郭がシャープに見えるときとふっくらして見えるときがあります。
紀平梨花選手は「太った」と言えるのでしょうか?
紀平梨花は太ってない!体脂肪率6%!


実は、今までに紀平梨花選手の体重が公表されたことはありません。
しかし、身長は約155cmとされていています。
体脂肪率が6%程度だったといわれているのは、もっともスリムだった2018年頃です。
身長を考慮すると、体重は40〜43kg程度だったと考えられますね。
体重が公表されていないため、現在の体脂肪率は明言できません。
一方で、2025年にInstagramに投稿されたダンス動画には、ダンスの完成度の高さとともに、見事な腹筋を評価するコメントが寄せられていました。
紀平梨花ちゃんの腹筋見せウェアでのダンス動画見たけど、この人マジで腹の中全部筋肉で満たされてんじゃねぇのってくらい、中央に縦に太くバキってる筋肉がドォン!ってあるのよ。もうね、筋肉の塊なんだよね。あとこの人が太ったって言われる理由、骨格や体型に合わない服着せてるからなんだよな…
— ももにゃ💎✨多趣味な人 (@momo_0712_pdd) August 22, 2025
それでは、紀平梨花選手が「太った」と言われるようになったのはなぜなのでしょうか?
紀平梨花選手が「太った」と言われるようになった理由を考えてみましょう。
紀平梨花がふっくらしている?理由4つ!

SNS上では紀平梨花選手について、「太った」という意見が散見されます。
それでは、なぜ「太った」と言われるようになったのでしょうか?
ここからは、紀平梨花選手が「太った」と言われるようになってしまった原因を考えていきましょう。
①リハビリの影響?

紀平梨花選手はリハビリ期間中に太ったのでしょうか?
2022年の写真を見てみると、顔の輪郭や肩に丸みが出てきていますね。

このような変化により、「太った」という印象を受ける人が多いようです。

疲労骨折の主な治療は患部の安静なので、
紀平梨花選手もジャンプの練習を控えなければいけませんでした。
したがって、練習の内容も骨折前とは異なっていたことが予想されます。
しかし、2023年11月13日に発表されたレッドブルの「紀平梨花流! カラダづくりにまつわる7つの秘策」というインタビューでは、リハビリ期間中でも徹底して食事管理を行っている様子がうかがえます。
- タンパク質・脂質・糖質をバランス良く摂取する
- 体力回復対策としてビタミンCとクエン酸を摂取する
- むくみ対策として積極的にほうれん草を摂取する
- 冷え性対策として炭水化物を摂取する
- 寝る4時間前までに食事をすませる
冷えやむくみはパフォーマンスを低下させる原因となるため、予防をしっかりしているのだとか。
また、トータルの栄養バランスを考慮して、小麦粉ではなくお米で炭水化物を摂取するのがポイントなのだそうです。
このように、「カラダづくりを考慮した食事管理」を徹底して行っている紀平梨花選手。
リハビリ期間中に太ったということはなさそうですね。
紀平梨花の疲労骨折の原因は栄養不足?

リハビリ期間中にも徹底した食事管理を行っている紀平梨花選手。
実は、骨折前の2019年2月18日のKOSE SPORS BEAUTYでのインタビューでも、紀平梨花選手は、食事管理について以下のように語っています。
なるべく毎日スーパーに寄って、自分が食べたい栄養価の高い食材を選んでいます。ほうれん草とブロッコリー、鶏肉が多くなってしまいます
また、100Kcal以上のお菓子についても、以下のように発言しています。
普段生活していると周りで色々食べているのを見ちゃいますが、私は太ったほうがショックなのでなるべく食べません
このインタビューから、太らないように気をつけつつ、栄養価の高い食事をとることで、しっかりと食事管理をしていることが分かりますね。
疲労骨折の原因としては以下のことがあげられます。
- 骨に繰り返し負荷がかかることによる使いすぎ(オーバーユース)
- ジャンプなど、特定の動作により過度な負担の集中
- 栄養不足による骨密度の低下
フィギュアスケートの選手という特性上、ジャンプで過度な負担が集中したことは疲労骨折の大きな原因の1つでしょう。
その一方で、しっかりとした食事管理をしていたことから、栄養不足が原因で2018年はスタイリッシュな体型だった(痩せていた)、そして骨折した、ということではなさそうですね。
②年齢の影響?

体脂肪率6%と言われていた時の紀平梨花選手は16歳でした。
一般的に、女性は15~16歳までには身長の伸びが止まります。
そして、その後は女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が増え、女性らしい体つきに徐々に変化していきます。
具体的には以下のような変化が起こります。
- 骨盤が広がり、腰回り・お尻・太ももに脂肪がつきやすくなる
- 直線的だった体型が丸みを帯びてくる
紀平梨花選手も「太った」のではなく、成長期が終わって女性らしい体つきに変化していった、といえそうですね。
③筋肉量が増えた?

フィギュアスケートの選手に必要とされる主な能力には、以下があげられます。
- 高い体力・持久力
- 体幹の安定性
- 柔軟性
- バランス能力
- 表現力
演技時間をしっかり滑り続けるため、フィギュアスケートの選手にとって体力と持久力は必須です。
高くジャンプできる瞬発力を養うために、下半身の強化が欠かせないんですね。
加えて、スピンやジャンプの軸を安定させ、演技のブレを防ぐために体幹を強化することが重要になります。
体幹とは、頭・腕・脚を除いた胴体部分のことをいいます。
つまり胸・背中・おなか・腰・お尻の部分が体幹となるわけです。

体幹トレーニングで腹筋・背筋・腰・肩甲骨などを鍛えることで、
演技に安定感が出せるんですね。
④写真の写り方が影響?

「紀平梨花がふっくらしたのはいつから?」で経過を追ってきたように、同じ年でも写真によって印象が大きく変わる紀平梨花選手。
私たちも、写真を撮った角度や髪型、そして服装によっても印象が変わって見えますよね。
紀平梨花選手が年齢を重ねることで女性らしい体つきに変化していることは事実です。
あわせて、写真によって「太った」ように見えてしまうことがあるようですね。
紀平梨花選手の現在の実際の体脂肪率は明言できません。
しかし、紀平梨花選手が「太った」と言われるのには以下の理由がありそうです。
- 成長期が終わり、女性らしい体に変化して丸みを帯びてきた
- 下半身の強化や体幹トレーニングで筋肉量が増えた
- 写真の写り方によって太って見えるときがある
まとめ
SNS上では、2019年ごろから「太った」と言われている紀平梨花選手。
写真を見比べてみると2018年に比べて2025年現在は顔の輪郭や肩に丸みが見られています。
しかし、紀平梨花選手が劇的にふっくらしたタイミングがあるわけではなく、徐々に変化していったようです。
リハビリを行っている現在は、過剰な練習ができない状況です。
ジャンプなどの氷上での練習が制限される状況だからこそ、体力・持久力アップのための筋力トレーニングに注力していることが予想されます。
あわせて、「カラダづくりを考慮した食事管理」を徹底して行っている紀平梨花選手。
一見「太った」ように思われてしまうのには、以下のことが考えられそうです。
- 成長期が終わり、女性らしい体に変化して丸みを帯びてきた
- 下半身の強化や体幹トレーニングで筋肉量が増えた
- 写真の写り方によって太って見えるときがある
2026年に行われるミラノ・コルティナ五輪の最終選考会となる中部選手権の欠場を発表した紀平梨花選手。
一部メディアでは、今後の復活について厳しい意見もみられています。
しかし、紀平梨花選手は中部選手権の欠場の報告の最後を前向きな言葉で締めくくっています。
今後の復活に向けて全力で努力を続けている紀平梨花選手。
また、氷上で美しいパフォーマンスが見られることが楽しみですね。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございます。
紀平梨花は矯正してる?についての記事は、こちらが読まれています。
