なぜデクラークは日本を選んだ?日本に移籍した理由4選!南半球選手が選ぶ理由も

ファフ・デクラーク選手
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2023年ラグビーワールドカップが盛り上がりを見せ、日本でもラグビー熱が高まったままですよね!

2024年現在、日本でプレーをしている南アフリカ代表デクラーク選手を応援する声がSNSでも多く挙がっています!

デクラーク選手はなぜ日本へ選んだのでしょうか。

デクラーク選手が日本を選んだ理由4つと、南半球選手が日本に移籍する理由を6つあげましたのでご覧ください!

目次

なぜデクラークは日本を選んだのか?

2022年より横浜キヤノンイーグルスに加入した、南アフリカ代表であり世界的スクラムハーフであるファフ・デクラーク選手

なぜ世界的に有名な選手が日本でプレーをすることになったのでしょうか。

①横浜の町並みに惹かれた

横浜の街並み

ラグビーワールドカップ2019の決勝は日産スタジアムで行われました。

デクラーク選手はワールドカップ期間中滞在していた10週間。

日本の刺激的で色んなお店やレストランもたくさんある日本文化に惹かれたそうです。

また滞在していた横浜の町並みがここなら何年もプレーできそうと話しています。

管理人

外国人の方がよく日本のアニメやゲームの世界が魅力的と答えていますよね。
デクラーク選手もアニメが好きだったりするのでしょうか!?
たくさん日本文化に親しんで、長くプレーしてほしいです。

②日本ラグビーの成長を感じた

また2015年ラグビーワールドカップ以降、日本国内におけるラグビー人口は増え、ラグビーファンも増えています。

デクラーク選手は、若手が育ちつつある日本ラグビーリーグに興味を持ったそうです!

特に横浜キヤノンイーグルスは実績を伸ばしており、そこも決め手になったと会見でコメントしています。

横浜キヤノンイーグルスの過去5年順位は?

年度順位
2022‐2023年トップリーグ3位
2021‐2022年トップリーグプレーオフ6位
2019‐2020年リーグ戦中止のため順位なし
2018‐2019年トップリーグ12位
2017‐2018年トップリーグ10位
横浜キヤノンイーグルスの順位表
管理人

過去5年間だけでも順位を大幅に挙げているのがわかりますね!
12月10日から横浜キヤノンイーグルスの試合でデクラーク選手を生で観戦することが出来ます!

③日本ファンの温かさ

南アフリカ人選手が多く来日しプレーし、日本での噂を聞いていたデクラーク選手。

共通して話していたのは「日本人サポーターの温かさ」だったそうです。

日本へ来日する前、イングランドでプレーしていた時は結果が出ないと批判的な言葉が飛んでいたそうです。

しかし日本では、勝敗よりプレーを楽しんで見てくれている様子が嬉しかったそうです!

④日本ラグビーのために頑張りたい

日本と南アフリカではラグビーのプレースタイルが違います。

ハイテンポな日本と、スローかつフィジカル勝負の南アフリカ

そのどちらも習得し自分のスキルアップ向上と、日本ラグビーを盛り上げたいという気持ちが強いそうです!

デクラーク選手の契約期間は?についての記事は、こちらが読まれています。

南半球ラグビー選手が日本に移籍する理由6選!

ラグビーの試合をする選手たち

オーストラリア・ニュージーランド・南アフリカなど南半球にある国の選手が、北半球にある日本へ移籍する選手は多いですよね。

なぜ強豪国で活躍している選手から日本が選ばれるのでしょうか?

その理由を6つ挙げてみました!

①移動が少なく、肉体的負担が少ない

飛行機で移動

日本のトップリーグはリーグ戦56試合・総合順位決定戦24試合の80試合が行われています。

国土面積から分かるようにオーストラリアや南アフリカ国内リーグで試合をするためには、長距離移動は避けられません。

選手にとって体を休めるのも仕事のうちですから、移動時間の疲労は避けたいですよね。

国土面積は南アフリカは日本の3.2倍 オーストラリアは日本の20倍もの広さがあります!

②日本ラグビーレベルが高まっている

2015年ラグビーワールドカップで、日本が南アフリカに歴史的勝利をおさめて以降、日本国内のラグビー熱は右肩上がりであることは間違いありません!

ラグビーを始める子どもたちも増え、

世界のラグビー人口も日本は4位になるほど人気スポーツになっています!

ラグビー人口が増えることにより、日本ラグビーレベルはさらに高まっていきます。

海外選手も日本国内での盛り上がり、選手1人ひとりのレベルの高さから「日本」という選択肢が増えているのではないでしょうか。

③天然芝が敷かれた設備の良さ

日本ラグビー会場

どのスポーツでも共通しているように思いますが、日本ではスポーツ環境の良さ、整備された天然芝生など整備が行き届いています。

スポーツ設備の充実さもあげられるのではないでしょうか。

整備がされていない環境で練習していた国外の選手にとって、きれいな日本の芝生はかなり魅力的だと思われます。

管理人

アジアで幼少期を過ごした管理人ですが、日本に一時帰国するたびに
「なんて日本はきれいなんだ」と空港降りた瞬間から空気の違いを感じておりました。
海外選手も同じ気持ちだと思います!

④日本の食事や治安がよい環境

和食
  • 財布を落としても交番に届けられる
  • 電車に乗って寝て過ごしても目的地まで辿り着ける治安の良さ。
  • 栄養管理が行き届いた食事

日本がもっと誇るべきことです!

2019年ラグビーワールドカップが日本で行われました。

海外メディアも史上最高のラグビー運営だと称賛されていたのがメディア村の食事の美味しさと、きれいで治安のよい環境!

コンビニですら素晴らしい!と海外選手がインタビューで答えていました。

⑤日本リーグで外国人枠の制限がない

日本ラグビーリーグには多くの外国人選手が所属していますが、何人までといった人数制限はありません!

ただ試合で同時にグラウンドに立てる選手は2人までと決まっているので、それ以上の外国人選手が出場することはありません。

  • 外国人選手枠(外国籍選手のうち、日本以外の国代表歴のある選手)
  • 日本以外のアジア出身選手枠→1人
  • 特別枠(他国の代表歴がない外国人枠)

この規定により試合で同時に最大6人まで外国人選手を起用することが出来ます。

⑥時差が少ない(オーストラリア・ニュージーランド)

時差を表現した時計の文字盤

オーストラリアは日本との時差は2時間、ニュージランドは4時間です。

時差ボケはプレーにも影響します。

単身赴任で日本でプレーする選手にとって、離れて暮らす家族とビデオ通話するにも時差があっては話す機会は減ってしまいます。

国へ一時帰国する場合でも時差があまりない方が体力的負担が少なく、そういった面でも日本が選ばれている理由の一つだそうです。

ファフ・デクラーク選手とは?

生年月日:1991年10月19日
身長:170cm
体重:80kg
出身:南アフリカプマランガ州
所属:横浜キヤノンイーグルス
ポジション:スクラムハーフ

ラグビー界でかなり小柄なデクラーク選手。

中学生からラグビーをはじめて2016年には南アフリカ代表初キャップを飾り「小さな巨人」と称されるようになります。

2022年日本へ移籍し横浜キヤノンイーグルスを初のプレーオフ進出へ導き、3位という結果を残しました!

また「ベスト15」にも選ばれ、デクラーク選手の攻守にわたりチームをリードする姿にファンは魅了されました!

プライベートではオランダ人の薬剤師の方と結婚され、将来は奥様出身のオランダで暮らしたいそうです。

まとめ

デクラーク選手が日本の環境が気に入り、日本でプレーをしたいと思ってくれたことは、日本人としてとても嬉しいことですよね!

日本のラグビーファンも応援したいとより思うでしょうし、長い期間日本で過ごしてほしいなと思います!

最後までご覧いただきありがとうございます。

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