日本代表48年ぶり自力2024年パリオリンピック出場権獲得しましたね。
その中でも全試合フル出場したジョシュ・ホーキンソン選手は日本をオリンピックに導いてくれた立役者の1人です!
ホーキンソン選手についてのプロフィール、またアメリカ出身選手ですがなぜ日本へ帰化したのか、その理由についてまとめました。
また幼少期野球バスケの二刀流の経験者であり、シアトル・マリナーズの大ファン!
中でもイチローさんの大ファンであったホーキンソン選手は、2023年アメリカにてイチローさんと対談が実現しているのですが、その際サインをもらった書籍があることがわかりました。
イチロー選手の何の本なのか調べてみましたのでご覧ください。
*本記事はプロモーションを含みます。
ジョシュ・ホーキンソンとは?
出身地:アメリカ・ワシントン州シアトル生まれ
生年月日:1995年6月23日
身長:208cm 体重:106kg
高校:ショアウッド高校
大学:ワシントン州立大
所属リーグ:Bリーグサンロッカーズ渋谷(2023年現在)
子供の頃からスポーツ万能だったホーキンソン選手は、4歳から野球とバスケの二刀流生活を高校卒業まで送っていました!
両親がバスケ経験者だったこともあり、特にお父さんはホーキンソン選手はバスケより野球の方が素質があると思い当時の様子を次のように語っています。
バスケットより野球の方がうまかった。
親として、見ているだけで分かる。
208センチの長身から155キロのボールを投げ下ろしていた。
ワイルドじゃないランディ・ジョンソンだったよ
ランディ・ジョンソンを彷彿とさせるホーキンソン選手のピッチングが今もし見られていたら、エンゼルス大谷翔平選手と対決していた!?なんて夢の共演があったかもしれないですね!
ホーキンソン選手が通っていた高校に、ブレーク・スネル投手(現:サンディエゴ・パドレス)が在籍していました。
大リーグのスカウトマンがスネル投手を視察に来た際、ホーキンソン選手の長身ぶりとそこから投げ出せれるボールの速さに驚きを示していたそうです!
しかし右腕を故障し、手術の方法もなく野球を諦めないといけない選択をせざるを得ない状況となってしまったホーキンソン選手。
バスケを続けるという選択を17歳で決断しました。
大学進学後、バスケに専念し大学記録を塗り替える活躍をする一方、わずか3年間で学士号、4年生で経営学修士MBAを取得し、スカラー・アスリート・オブ・ザ・イヤー(文武両道の年間最優秀選手)に選ばれたそうです!
ジョシュ・ホーキンソンが日本に帰化したのはいつ?
ホーキンソン選手は2023年2月にアメリカ国籍から日本国籍に帰化しました。
来日したのは2017年で、大学卒業後NBA入りを目指していましたが声が掛からず、日本でプレーすることを決意。
Bリーグのトライアウトを受け、ファイティングイーグルス名古屋からオファーを受け入団します。
日本に帰化出来る条件とは?
ホーキンソン選手に限らずラグビー選手など日本へ帰化する(国籍を変える)選手が最近増えていますよね。
日本へ帰化出来る条件とはどのようなものがあるのでしょうか?
- 居住条件→引き続き5年以上日本に居住すること
以下該当者は期間が緩和される。
日本生まれの方:3年
日本人の配偶者で婚姻から3年未満:3年
日本人の配偶者で婚姻から3年以上:1年
日本人の子(養子を除きます。):期間の制限なし - 能力要件→18歳以上の成人に達していること
- 素行要件→犯罪歴の有無、納税状況、社会への迷惑有無等を総合的に判断
- 生計要件→収入が単身でも困窮することなく生活していけること(単身であれば年収300万以上)
- 重国籍防止要件→無国籍であるか、帰化によって本国の国籍を喪失することが必要
- 憲法遵守要件→日本政府を暴力で破壊することを企て又は主張する者、あるいはそうした団体の結成
又は加入している者は帰化が許可されません。
また全ての手続きを日本語書類で行うため、日常生活に支障がない日本語能力(読み書き・会話)が必要となります。
ホーキンソン選手は居住条件は5年以上日本に居住することという条件になります。
2月に行われたW杯予選は帰化承認が下りるかギリギリで試合に出場出来るかどうか…という瀬戸際でしたが、無事パスポートを取得し試合に出場することが出来ました!
【深掘り考察】ジョシュ・ホーキンソン選手はなぜ日本へ帰化したの?
大学卒業まで母国アメリカで過ごしていたホーキンソン選手ですが、なぜプロとして生活する拠点を日本にしたのか。
なぜ日本へ帰化する決断までしたのでしょうか。
ホーキンソン選手の言葉から5つの要因が見つかりました!
- 高身長が活かせる
- イチロー選手への憧れ
- 日本でお世話になった人たちへの恩返し
- 日本が好き
- 日本バスケ界を盛り上げたい
シアトル出身のホーキンソン選手は大リーグ「シアトルマリナーズ」の大ファンであり、幼少期野球をやっていたホーキンソン選手はなかでもイチロー選手の大ファン!
日本からイチロー選手を応援に来ていた日本のファンを見て、
大学生当時どこの国でプレーをするか悩んでいる時、エージェントの方から「日本では大きくて技術がある選手が好まれる」という助言を受けます。
来日した際は慣れない日本の生活で苦労することも多々あったそうです。
それでも当時支えてくれたたくさんの方々のおかげで、日本が好きになり「支えてもらった恩返しをしたい」と話しています。
所属チームを通して次のようにコメントしています。
「日本人になるということは、私が⻑い間考え、達成しようと努力してきたことです。この瞬間にたどり着くまでの道を切り開くのに、私を支えてくれたすべての人に感謝しています。やっとこの瞬間が来て、日本人になれたことをとてもうれしく思います。自分自身、また日本を背負うということを誇りに思い最善を尽くします。これからも引き続き応援よろしくお願いします」
引用:バスケットボールキング
日本を好意的に感じて来日し、そのまま日本国籍を取得する決断をしたホーキンソン選手。
日本人として応援したいですね!
ジョシュ・ホーキンソンの帰化に対するネットの反応
ホーキンソン選手が帰化し、日本代表として活躍する姿を見てネットの反応をまとめました。
12人だけでなく今まで代表を助けてきた全員の力で勝ち取ったパリ五輪だと思います。そしてホーキンソン選手帰化してくれてありがとう。そしてFE名古屋ホーキンソン選手を日本に連れてきてくれて本当にありがとうございます。
— ライスくん (@Brumoarice) September 2, 2023
パリ五輪出場権獲得の祝福と共に、最初にファイティングイーグルス名古屋へ来たことへの感謝が溢れています!
ホーキンソン帰化🙌おめでとう🙌🙌 争奪戦と言われていますが、きっともう少し信州に残ってくれると信じています。だって信州は今すごく面白い時期じゃん?まだまだ信州で楽しんでってよ。 #信州ブレイブウォリアーズ
— fuþark (@muskcalb) February 6, 2023
2023年6月いっぱいで契約満了してしまった信州ブレイブウォリアーズのファンが帰化を祝福と、信州でプレーしてほしい気持ちが伝わってきます。
全く応援もしてなかったけど、推しのチームとの対戦からの流れで何となく見てて信州がめっちゃいいチームだなってなってるところからのホーキンソン帰化は激アツ#信州ブレイブウォリアーズ
— きっしー (@masanobori1129) February 6, 2023
ファンではない人も魅了してしまうホーキンソン選手のプレーは日本代表となり、もっと多くの人をファンに取り込んでしまいそうですね。
ホーキンソン選手が帰化したことについて皆さんとても友好的で、愛されキャラがバスケファンのみならず、我々スポーツファンも魅了していることがわかります!
ジョシュ・ホーキンソン帰化理由はイチローの影響?
マリナーズファンでありイチロー選手のファンであったホーキンソン選手は、2019年東京ドームで行われたイチロー選手引退試合を生観戦するほど「イチロー好き」を公言しています。
日本国籍を取得し、日本代表として選出された際、
イチローさんと同じように日本で伝説を残し日本バスケを盛り上げるため帰化を決断するという、イチローさんへの強い憧れがあるのではないでしょうか。
イチローとの対談が実現
2023年6月、アメリカに一時帰国した際ホーキンソン選手は、代理人を通して出身校でもあるワシントン州立大学にてイチローさんとの対談が実現!
イチローさんからはマリナーズ時代とオリックス時代のユニホームと、イチローさん書籍にサインをもらい、ホーキンソン選手は日本代表ユニフォームを渡したそうです。
憧れのイチローさんから「W杯頑張って」と声も掛けてもらったそうです!
その言葉に対しホーキンソン選手は、
とコメントしています。
その時の様子がインスタグラムに投稿されており、「少年の目をしている!」などファンから歓喜の声が上がっていました。
イチローにサインしてもらった書籍は何?
ホーキンソン選手がイチローさんの書籍にサインをもらったという話題ですが、イチローさんの何の本なのでしょうか?
イチローさんが執筆した書籍はないのですが、イチロー名言や伝説をまとめた本が多数ありました。
ホーキンソン選手がイチローバイブル本として所有していたお気に入り書籍にサインをもらったのではないかと予想します!
考えられる書籍をピックアップしてみました。
イチロー総監督 インパクト!
2000年新潮社出版
この本はイチローさんが編集に携わっていて、28時間にも渡るインタビューをまとめています。
自伝ではないのですが、イチロー選手についてかなり詳細に書かれているのでファンは必読の一冊になっています。
侍メジャーリーガー列伝 イチロー
2015年汐文社より出版された児童書になります。
メジャーリーガーとして活躍しているイチロー選手について、本が苦手な子供でも読みやすい文章構成となっています。
野球を始めた少年、親にとってもタメになる一冊。
イチロー 262のメッセージ
2005年ぴあより出版。
イチロー選手がメジャーリーガーとしてデビューした4年の間に、発言している言葉をメジャー時代に放ったヒット記録数262安打に重ねて、262のメッセージが収録されています。
野球をする上でというより、私たちが生きていく上で本当に大切なことに気付かせてくれ、野球ファンイチローさんのみならず、誰しもが一度は読んでほしい一冊となっています。
まだまだイチローさんにまつわる書籍は多数出版されているので、特定するのは難しいのですが、日本語を練習中であったホーキンソン選手が読みやすいのは、児童書でもある
どの本も持っている可能性は高いですが、一番最初に買った本にサインをもらいたい!というのはファン心理としてあるのではないでしょうか。
まとめ
イチローさんの存在が、1人のアメリカ人バスケットブレーヤーが日本へ帰化するきっかけの1つになり、
バスケットボール日本代表としてオリンピックへ導いてくれる1人の若きスターを生み出していることに、イチローさんの偉大さを改めて感じました!
2024年にはパリ五輪もありますので、引き続きホーキンソン選手を応援していきたいですね!
最後までご覧いただきありがとうございます。