2025年の世界陸上で注目を集めたのは、日本の3000m障害で活躍する三浦龍司(みうらりゅうじ)選手。
3000m障害に出場した三浦龍司選手は、世界トップランナーたちと互角に渡り合いながら力強い走りを見せましたが、その中盤で隣の選手と身体が触れ合う場面があり、一瞬バランスを崩すように見えるシーンが映像に残りました。
SNSではすぐに「三浦龍司が押されたのでは?」という声が拡散され、リプレイ動画が切り取られて投稿されると大きな話題に!
特に3000m障害は水濠や障害物があるため接触が起きやすい種目ですが、日本のエースが走るレースで実際にそのシーンが映ると、多くのファンが心配したのも無理はありません。
押されたように見える場面は本当に妨害に当たるのでしょうか?
それとも競技の中ではよくある出来事のひとつなのでしょうか。
さらに、三浦龍司選手自身はこの件についてどう受け止め、何を語ったのでしょうか。
この記事では実際の映像やルールの観点、そして本人のコメントを交えながら、この出来事を深掘りしていきます。
【動画】世界陸上で三浦龍司は押された?
#世界陸上 #三浦龍司 #妨害
— ユウキング (@yakyuandmedia) September 15, 2025
これよく見たら妨害じゃん
三浦龍司選手頑張ってたのに😡 pic.twitter.com/OcrVhEZXfn
世界陸上の男子3000m障害は、障害物と水濠があるため選手同士が密集しやすく、接触が起きやすい競技です。
三浦龍司選手のレースでも、中盤で海外選手と並走している際に、肩や腕が触れる場面が映像に映っていました。
それまでメダル圏内を走っていた三浦龍司選手だっただけに、急な失速に驚かれた方も多かったようです。
レースを観ていた人たちはどんな反応をしたのか見ていきましょう。
SNSの声
男子3000メートル障害で3位に入ったケニアのセレム選手。
— ちぃ (@cw0511) September 15, 2025
最後の障害のところで明らかに三浦龍司選手を妨害している。これは接触じゃなく妨害。
今からでも失格にしてほしい。
これが見逃されてしまうと、今後もこういうのが良しとされてしまうと思う。
日本陸連は抗議すべき事案だよ。#世界陸上
- 「明らかに押されたように見える」
- 「三浦選手のバランスが崩れて危なかった」
- 「妨害では?」
SNS上では、トラブルが合ったのでは?といった声が多く寄せられました。
三浦龍司ケニアのやつに妨害されとるやん
— popopo (@pekepekeku) September 15, 2025
動画を何度も見返したファンの間でも議論が分かれています。
リプレイ映像が切り抜かれて拡散されたことで「押された」という認識が広がったのです。
ただし陸上競技では、意図せぬ接触は珍しいことではありません。
特に障害走では水濠やハードルを越えるタイミングで自然に身体がぶつかることも少なくありません。
そのため、「見た目以上に選手本人は冷静だったのでは」という意見も見られました。
三浦龍司は押されても妨害にならない?

今回のレースのような接触は妨害行為に当たるのでしょうか。
国際陸上競技連盟(World Athletics)のルールによれば、明確に意図的な押し・つかみ・進路妨害があった場合は失格や失権の対象となります。
3000m障害のようにコーナーや水濠で選手が集団になる種目では、軽い接触はほぼ日常茶飯事。
仮に接触があっても、選手が大きく転倒したり記録に大きな影響が出ない限り、審判が「妨害」と判断するケースは少ないのです。
実際に今回のレースでも、審判団から特別なアナウンスや失格の判断はなく、公式記録としてレースは成立しました。
【#東京2025世界陸上】
— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) September 16, 2025
9月15日に行われた男子3000m障害物決勝における、三浦龍司選手と他の選手との接触につきまして、日本チームは妨害にあたると判断し、審判長へ抗議を行いましたが、抗議は棄却されました。
その後、規定に基づき上訴を行いましたが、こちらも認められませんでした。…
つまり、日本陸上競技連盟も発表した通り、「押されたように見えたが、陸上競技の範囲内」と判断されたと考えられます。
観客の目線ではドキッとするシーンでしたが、競技経験者からすると「よくある接触」で済む場合も多いのです。
三浦龍司は押されても紳士的な発言!

注目すべきは、レース後の三浦龍司選手のコメントです。
インタビューで接触について問われた際、彼は落ち着いた様子でこう語りました。
「レース中は多少の接触はつきものですし、自分も相手も必死。特に問題は感じていません。」
SNSで「押された」「妨害だ」と声が高まっている中でも、三浦龍司選手自身は冷静で、むしろ相手選手を責めない姿勢を見せました。
三浦龍司選手は人間力がとんでもなく高いんだろうな。
— 段林 大地 (@dangomu444) September 16, 2025
レース後のコメント、立ち振る舞いが素敵すぎる。
三浦龍司、好感度爆上がりよ‼️接触あったけど、言いたい事を我慢した謙遜するコメント。応援し続けるわ😎#世界陸上 pic.twitter.com/lJmLza2ay2
— 第3ボタン停止 (@qX0qfGevA171407) September 15, 2025
- 「心まで強い選手だと実感した」
- 「実力だけじゃなく人間性も素晴らしい」
- 「だからこそ応援したくなる」
といったコメントが並び、彼のスポーツマンシップが改めて評価されています。
また、三浦龍司選手は以前から「勝敗だけでなく、観ている人に感動を与えられる走りをしたい」と語っており、今回の一件でもその姿勢がブレていないことが伝わりました。
結果だけでなく、競技に向き合う誠実な態度が、多くのファンを惹きつけているのです。
まとめ

世界陸上での三浦龍司選手の接触シーンは、確かに「押された」と感じる人が多い場面でした。
しかし競技ルール上は妨害ではなく、レース中の自然なアクシデントとして処理されています。
何より本人が冷静に受け止め、相手を責めることなく紳士的に振る舞った姿が印象的でした。
接触の是非よりも、その後の姿勢こそが三浦龍司選手の魅力を示しており、今後ますます応援したくなる存在ですね。
三浦龍司の結婚相手は?についての記事は、こちらが読まれています。
