永山竜樹は不可解判定?柔道に誤審が多い理由はビデオ判定を重視しない? 

永山竜樹 なぜ負けた
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2024年7月に行われたパリオリンピック男子柔道60kg級で、銅メダルを獲得した永山竜樹(ながやまりゅうじゅ)選手。

金メダルを期待されて挑んだ大会でしたが、準々決勝でまさかの判定により敗因。

誤審だったのではないか?と大きな話題になっています。

永山竜樹選手の負けは誤審だったのでしょうか?柔道に誤審が多いようですが理由はなんでしょうか?

早速見ていきましょう。

目次

【パリオリンピック】永山竜樹はなぜ負けた?

パリオリンピック柔道男子60kg級、準々決勝に登場した永山竜樹選手。

対戦相手はスペインのガルリゴス選手(2023年世界王者)。

片手絞めで一本負けとなった永山竜樹選手でしたが、判定が不可解であると抗議を続けました

審判が「待て」を指示しても、ガルリゴス選手は絞技をやめませんでした。

一方「待て」の指示を受けて、立会いし直そうとした永山竜樹選手は絞技が入り失神。

それを見たエリザベス・ゴンザレス審判が、まさかの一本判定をして永山竜樹選手は敗戦となりました。

柔道ルール「待て」とは?

引用元:柔道チャンネル

柔道の試合を観戦していると、よく審判から「待て」の声が掛かりますよね。

何らかのトラブルで試合を一旦中止する時に、審判が指示を出します。

  • 乱れた服装を直すとき
  • 両者に手数が少なく試合が動かないとき、
  • 鼻血などの選手にアクシデントが起きたとき

「待て」がかかると、一旦試合を仕切り直し、選手は元の位置に戻り試合開始となります。

永山竜樹選手の試合で一番の問題は、

「待て」のコールがかかっていたにも関わらず、ガルリゴス選手が攻撃をやめなかったことです。

審判の指示に従わなかった場合、本来指示を無視した選手に「指導」が入るのではないでしょうか?

納得のできなかった永山竜樹選手は、5分間抗議のため畳を降りずにいました。

しかし訴え虚しく、永山竜樹選手は準々決勝で敗退となったのです。

永山竜樹が負けたのは審判の誤審があった?なぜ多い?

永山竜樹選手の試合判定について、エリザベス・ゴンザレス審判の誤審なのでは?という声が殺到しています。

そもそも柔道の審判判定に問題があるのではないでしょうか?

国際試合では選手の国籍以外の3名によって、審判員がつきます。

選手と近い距離で判断できることから、主審の判定が極めて重要な役割を果たしています。

柔道にビデオ判定はあるの?

柔道の試合

2000年シドニーオリンピック男子柔道100kg級決勝で、篠原信一選手に起きた世紀の大誤審

この試合をきっかけに、2007年以降柔道の試合にもビデオ判定が導入されました。

ビデオ判定がされる機会が多くなってきた矢先、ビデオ判定では審判の立場が危ういと、

審判員に対する信頼維持のため、ビデオ判定<審判判定となっているようです。

なぜ柔道審判は誤審が多い?

2023年世界柔道選手権男子柔道60kg級で主審をしていたエリザベス・ゴンザレス審判。

たまたまかもしれませんが、ここでも疑惑の判定を下していると話題になっています。

パリオリンピック女子柔道48kg級でも、誤審判定ではないか?という一戦がありました。

金メダルを獲った角田夏美選手が準決勝で戦ったスウェーデン・バブルファス選手に対する不可解な判定。

なぜこんなにも誤審が多く発生するのでしょうか?

やはりビデオ判定があるにも関わらず、審判の瞬間の目視だけで結果を出していることではないでしょうか?

ビデオ判定に頼らないというのは、柔道の体質であるのであれば早急に改善してほしいと、公正な判断を求める声が多いです。

永山竜樹の負けにSNSの声は?

疑惑の判定を受けながら、敗者復活戦で見事銅メダルを獲得した永山竜樹選手。

すばらしい気持ちの切り替えだったと賞賛する声がある一方、やはり誤審について多くの声が上がっています。

ビデオ判定を少なくすることで審判を守るのであれば、選手は誰に守ってもらえればいいのでしょうか?

オリンピックでメダルを獲るために4年間頑張ってきた選手の努力を守るのが、ビデオ判定なのではないでしょうか?

今後永山竜樹選手、バブルファス選手のような悲劇を生まないためにも抗議をして、改善していってほしいですね。

まとめ

柔道の誤審が多いのは、パリオリンピックで男女1つずつの階級を見ても明らかだったのではないでしょうか?

公正な判定の元であれば、選手たちも納得して敗戦を受け入れられるでしょう。

それでも銅メダルを永山竜樹選手の不屈の精神は本当にすごいですね!

最後までご覧いただきありがとうございます。

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