2025年のポストシーズンが続くMLB。
ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希(ささきろうき)投手は、3試合連続のセーブをあげ、その実力が高く評価されています。
特に、2025年10月6日(日本時間7日)に敵地で行われた、フィラデルフィア・フィリーズとの試合の後の会見が大きく注目されました。
「英語がわからないから、ヤジは気にならなかった」というコメントについて、「ユーモアのきいた皮肉」と評価する声が多くあがっています。
投手としての実力とともに、「頭がいい」・「英語力が高い」と高く評価されている佐々木朗希投手。
一方で、「無表情で頭悪そう」と酷評を受けることもありました。
管理人実際には、佐々木朗希投手は頭いいの?
それとも、頭悪いの?
今回は佐々木朗希投手の「頭がいいエピソード」と「頭が悪そうと言われる理由」に注目してみました。
佐々木朗希の頭いいエピソード3つ!

佐々木朗希投手の頭がいいと言われる理由を、具体的なエピソードとともにご紹介します。
①身体のケアに対する高い意識と知識

佐々木朗希投手は、高校時代からケガ予防の意識が高かったといわれています。
千葉ロッテマリーンズの寮に入る際にも、筋肉に関する専門書、『プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典』(ナツメ社、荒川裕志著)を持ち込んだことが報道されています。
管理人身体の仕組みやケアについて、
しっかりと理解しようとしていたんですね。
いつでも、万全の状態でマウンドに上がるための知識を積極的に吸収している佐々木朗希投手。
「登板回避」などと非難されることもありましたが、自身の身体を客観的に見つめ、長期的に活躍するための選択ができている、と言い換えることができます。
周囲から批判的な意見を受けても、身体のケアに対する高い意識と知識をもって、必要な時には休むという選択ができる。
この行動は、佐々木朗希投手が以下の能力に優れているため、と考えられます。
- 判断力が優れている
- 賢明な選択ができる
必要な時に最適な判断ができる、という点は佐々木朗希投手の「頭がいい」ことを象徴するエピソードと言えるでしょう。
②自己分析に基づいた冷静なパフォーマンス

2024年9月22日のヒーローインタビューでは、以下のように話しています。
「今年はあまり良くないと思うけど、いろんなことを経験して、良くない中でも戦い続けている点に関しては良いのかなと思います」
この日、佐々木朗希投手は対西武戦に先発し、7回2失点で自己最多タイの9勝目を挙げました。
しかし、「自己最多タイの9勝目」という記録に歓喜するのではなく、自身の投球内容を冷静に分析してコメントしています。
このことから、佐々木朗希投手はただ単に力任せに投げるのではなく、その日のコンディションに合わせて最善の投球を組み立てられる、と言えます。
管理人「高い自己分析能力」と
「対応力がある」んですね!
- 論理的思考ができる
- 洞察力がある
- 考察力がある
論理的な視点で自分の投球を客観的に分析できる、という点も佐々木朗希投手の「頭がいい」ことを象徴するエピソードと言えるでしょう。
③敵地ファンのヤジを気にしない冷静な思考力

2025年10月6日(日本時間7日)にフィラデルフィア・フィリーズ戦に登板した佐々木朗希投手。
敵地ファンの激しいブーイングやヤジにさらされながらも、2セーブ目をあげました。
そして、試合後そのヤジについて聞かれた際には、以下のように答えています。
「英語も分からないので、何を言っているか分からない。気にせずに投げられたかなと思っています」
このコメントは「ユーモアのきいた皮肉」と、アメリカメディアでも高く評価されています。
というのも、実は佐々木朗希投手はヤジを理解できるだけの英語力を十分持っていることが知られているためです。
佐々木朗希投手は「英語がわからなかった」のではなく、「ヤジをシャットダウンして投球にのぞんでいた」んです。
- 高い自己管理能力
- 野球選手としての洞察力
- 精神的な強さ
佐々木朗希投手にはこの3つの能力が備わっており、野球だけではない高い能力が評価されています。
管理人周囲のノイズを遮断して、自身のやるべきことに集中できる、
並外れた冷静さをもっているんですね!
佐々木朗希は英語力もすごい?

千葉ロッテマリーンズからロサンゼルス・ドジャースに移籍した当初から、佐々木朗希投手には専属の通訳が付いていませんでした。
しかし、キャンプ初日から通訳なしで会話ができていたことを複数のメディアが報じています。
英語だけでなく、スペイン語でもチームメイトと交流できていることが明かされています。
英語が得意だったのは高校生の時から!

また、日刊スポーツが2025年3月19日に配信した「佐々木朗希は高校から英語が得意だった 母校の恩師が明かす「野球を極めてきてほしい」」では、高校の恩師が高校生の時から英語が得意だったと語っています。
佐々木朗希投手は、高校生の時にすでに「サイ・ヤング賞を獲れる投手」を目指していました。
このことはAERA DIGITALが2022年4月25日に配信した、「佐々木朗希が「世界一の投手」になる道筋 MLBスカウトが語る“さらなる成長”へのカギ」で報じられています。
管理人佐々木朗希投手は、英語力という点からも、
高校生の時からMLBへの挑戦を視野に入れていたんですね
サイ・ヤング賞とは、MLBで最高の投手に贈られる賞のことです。
日本人投手では、まだサイ・ヤング賞を受賞したことのある投手はいません。
英語力アップのために積極的なコミュニケーションも!

高校生の時から、MLBでプレーすることを視野に入れて、英語の勉強をしていたと考えられる佐々木朗希投手。
千葉ロッテマリーンズ時代から外国人選手と積極的にコミュニケーションをとり、英語やスペイン語の勉強をしていたようです。
管理人外国人選手との積極的なコミュニケーションのおかげで、
日常会話だけでなく「野球用語」も着実に身につけていたようですね。
英語力という、MLBでは必須な能力の準備をしっかり行っていた佐々木朗希投手。
その効果がチームメイトとのスムーズな関係作りや、MLBでのスキルアップにもつながっているんですね。
このように、野球面だけでなく、広い視野でMLB挑戦の準備ができていた、という点でも「聡明で判断力に優れている」=「頭がいい」と言えそうです。
それでは、なぜ、「頭悪そう」と言われるのでしょうか?
次は、佐々木朗希投手が「頭悪そう」と言われる理由について考えていきましょう。
佐々木朗希は頭悪そうと言われる理由は?

SNSで調査してみた結果、佐々木朗希投手に対して「頭悪そう」という発言はごく少数しか見つけられませんでした。
実際の投稿をみてみましょう。
ドジャース佐々木朗希の周りは悪党揃い。サッカー選手周りよりも。絶対に本人の為にならない移籍を強行するとキチガイ。本人すげー頭が悪いから影響受けやすいんでしょうけど。最悪使い物にならなくなってポイ捨てされると思う。養分シャブリ尽くして。日本残留を悪に仕立てたい。養分軍団は。
— ぼこりん (@MTrdjb) March 30, 2025
佐々木朗希はトップオブトップにはなれませんね。
— 万物ニャァ《カリスマプロ馬券師》 (@tubotanidayo) January 26, 2024
何故ならスポーツ界のトップオブトップになるには、
大谷、イチロー、ダルビ、井上みたいに頭か超絶良くなければなれませんからね。
スポーツ選手は馬鹿で当たり前。
佐々木は間違い無く頭は悪いから将来は見えた。
#佐々木朗希
— 86 (@GTOAE86) May 14, 2025
佐々木朗希マジで頭悪いの⁇
甘えんな💢これから俺の考えを変えるには
シーズン無敗で15勝以上しか認めない💢
これらの投稿を踏まえ、佐々木朗希投手が「頭悪そう」と言われる理由を考えてみましょう。
理由①:MLBへの挑戦時期の早さ

「頭悪そう」と言われる理由について、もっとも大きな理由は23歳でMLBに移籍したことのようです。
「25歳まで待てば巨額の契約金がもらえたのに」という意見がみられます。
また、MLBへの挑戦時期の早さに対して、以下のような思いを抱いている人もいるようです。
- 25歳未満での移籍のため、千葉ロッテマリーンズに高額譲渡金が入らない
- 千葉ロッテマリーンズの優勝に貢献していない
- 故障が多く、登板機会が少ない
千葉ロッテマリーンズに対して「恩知らず」という印象を持った人が、批判的な感情を抱いて、「頭悪そう」と投稿しているようです。
理由②:無表情で感情を表に出すことが少ない

千葉ロッテマリーンズ時代には感情を表に出すことが少なかった、佐々木朗希投手。
そのため、「クール」という印象を強く持たれていました。
また、「クール」な印象が「無表情」ととらえられることも多くありました。
MLB移籍当初は、不安そうな表情だったと多くのメディアが報じています。
しかし、ポストシーズンに入り好調を極めるようになってからは、表情に自信がみなぎるようになっています。
また、9回から登板して1回を無安打無失点で抑えた、2025年10月16日(日本時間17日)のミルウォーキー・ブリュワーズ戦。
この日は、佐々木朗希投手にとって、ポストシーズン3セーブ目となった試合でした。
佐々木朗希投手は試合終了後に雄たけびをあげたのち、胸をポンポンとたたく様子が見られました。
SNSではその様子に感動する投稿があふれました。
凄かった!!
— 市川美絵(ゾンサガはいいぞー⭐️) (@miememe) October 18, 2025
個人的にここまでの各試合、佐々木朗希選手が素晴らしかった👏調子が上がらなかった時もめげず諦めず、自分のベストを模索して確立し復活💪ただでさえ環境が違いプレッシャーもあった中で本当に感動したー😭そして笑顔がいい!おめでとう㊗️ございます! #ドジャース https://t.co/EgisdAdFGf
ブルワーズの最後のバッターを三振に取った直後
— 🦄🐶💙およこ🐕🦺🐾♡ (@nitenMI4kjHG25Q) October 17, 2025
朗希君の、心臓辺りを叩くここのシーン
めっちゃ胸熱だった❤️🔥❤️🔥❤️🔥❤️🔥❤️🔥😭
ローキーーーーーーー❣️👏👏👏👏 https://t.co/BLJEKONKCi pic.twitter.com/Zq85jj7Hvx
朗希が胸叩いてるシーン泣いてしまう😭😭😭
— よい🍍 (@bananappo1005) October 17, 2025
千葉ロッテマリーンズ時代にはクールな印象が強かった佐々木朗希投手ですが、MLB移籍後は感情を表に出すことが多くなっています。
管理人今後、「無表情で頭悪そう」という意見は聞かれなくなる可能性が高そうですね!
理由③:スター性が高くアンチが生まれやすい

一部からは「頭悪そう」と言われてしまう佐々木朗希投手。
しかし、「頭悪そう」という意見に至る、明確な理由は書かれていないものがほとんどでした。
スター性が高く、期待値が高い分、ファン層とアンチ層が大きく別れやすい状況の佐々木朗希投手。
明確な根拠はないにもかかわらず、一部のアンチ層が「頭悪そう」と非難している可能性が高いようですね。
佐々木朗希投手への批判的なイメージと実際の姿については、以下の記事で紹介しています。
佐々木朗希のイメージが悪い?についての記事は、こちらが読まれています。

まとめ
今回は佐々木朗希投手の「頭がいいエピソード」と「頭が悪そうと言われる理由」に注目してみました。
佐々木朗希投手の具体的な「頭がいいエピソード」には、以下のようなものがあります。
- 身体のケアに対する高い意識と知識
- 自己分析に基づいた冷静なパフォーマンス
- 敵地ファンのヤジを気にしない冷静な思考力
佐々木朗希投手の「頭がいい」と評価される基盤には、野球選手としての洞察力や精神的な強さ、そして高い自己管理能力があることがうかがえます。
また、佐々木朗希投手は英語力も高いことが分かっています。
高い英語力の源としては、以下のことがあげられます。
- 高校生の時から英語の成績が良かった
- 千葉ロッテマリーンズ時代には積極的に外国人選手とコミュニケーションをとって、英語やスペイン語の勉強をしていた
高校生の時からMLBへの挑戦を夢見て、英語力も磨いてきた佐々木朗希投手。
その結果、MLB移籍後初のキャンプでも、通訳なしでチームメイトとのコミュニケーションがとれていた、と報道されています。
一方、一部で言われる「頭悪そう」と言われる理由については、以下の要因が大きいようです。
- 理由①:MLBへの挑戦時期の早さ
- 理由②:無表情で感情を表に出すことが少ない
- 理由③:スター性が高くアンチが生まれやすい
MLB移籍後には感情を表現することも多くなり、「無表情で頭悪そう」と言われることはなくなることが予想されます。
ロサンゼルス・ドジャースに移籍したものの、2025年5月には右肩の「インピンジメント症候群」の診断を受け、長期離脱を余儀なくされた佐々木朗希投手。
リハビリには時間がかかったものの、抑え投手として、見事な復活劇をみせています。
2025年10月25日から始まるワールドシリーズでの、佐々木朗希投手の活躍からも目が離せませんね。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございます。
