坂本花織は品がない?理由7つ!茶髪が不評?はしゃぎすぎの声も?

坂本花織 品がない
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2025年11月7日〜11月9日の日程で行われた、「2025 NHK杯 国際フィギュアスケート競技大会」。

227.18点という高得点で優勝したのが、坂本花織(さかもとかおり)選手です。

2位に27.18点差をつけるという、実力を見せつけました。

さらに、NHK杯で4回の優勝を飾るのは、浅田真央さんと並ぶ歴代2位の大記録です。

2022-2023シーズンからは「女王」と呼ばれるようになり、多くの大会で優勝を飾っている坂本花織選手。

しかし、一部では、「華がない」・「品がない」という意見もあるようです。

その一方で、「かわいい」という意見も多数みられる坂本花織選手。

ここまで評価が大きく別れる選手も珍しいのではないでしょうか?

それでは、坂本花織選手がこのように言われる理由は何なのでしょうか?

今回は「坂本花織は品がない」と言われてしまう理由について、徹底調査しました。

目次

坂本花織は品がない?理由7つ!

坂本花織
引用元:日本フィギュアスケート連盟Instagram

坂本花織選手に対しては、SNS上で「品がない」という意見がたびたび見られます。

それでは、坂本花織選手に「品がない」と言われる理由は何なのでしょうか。

SNSにこのような投稿が見られました。

この投稿主自体は坂本花織選手を「品がない」と否定しているわけではありません。

しかし、この投稿から、坂本花織選手が「品がない」と言われている理由が考えられそうです。

また、茶髪が不評、はしゃぎすぎ、という意見についてもみていきましょう。

理由①:痩せてない?筋肉質?

坂本花織
引用元:日本スケート連盟Instagram

2025年時点での、坂本花織選手の体重は公式発表されていません。

しかし、読売新聞オンラインが発表している、2018年平昌オリンピックでの公式発表では、

身長が159㎝に対し、体重は49㎏となっています。

私たちが健康診断で指摘される、肥満度を指す指数はBMIと呼ばれます。

BMI 22が「標準体重」と呼ばれています。

また、「標準体重」に対して、「美容体重」と呼ばれるものもあります。

「美容体重」とは?
  • スリムでスタイルが良く見える体重のこと
  • 身長(m)の2乗×20で算出される
  • BMIが20が「美容体重」

身長159㎝の坂本花織選手の美容体重は50.56㎏です。

坂本花織選手も美容体重を下回っており、決して太ってはいません。

ただし、フィギュアスケートの選手は、高い体力と持久力がなければ、演技時間中安定して滑り続けることができません。

また、ジャンプを安定させるためには、しっかりとした体幹が必要になります。

フィギュアスケートの選手にとって、筋肉質であることは必要不可欠なんです。

管理人

坂本花織選手の圧倒的な「スピード」と、そこから生み出される
「ダイナミックなジャンプ」は、十分な筋肉があるからこそ、と言えますね!

理由②:強気な発言とダイナミックな演技?

坂本花織
引用元:日本スケート連盟Instagram

坂本花織選手は、インタビューでは時に豪快な「坂本節」と称される、正直で飾らない発言をすることで知られています。

この「坂本節」について、「強気な発言」と感じる人が多いようです。

管理人

「強気な発言」が目立つことから、豪快な性格だと評価されているようですね。

演技の後のガッツポーズや喜びを全身で表現する姿も、その真っ直ぐな性格を表しています。

また、坂本花織選手は、小柄ながらも、男子選手を上回るほどのスピードで滑る、「フェラーリ」と形容される力強いスケーティングが特徴です。

ダイナミックなジャンプやステップも、坂本花織選手の力強さを際立たせています。

理由③:トリプルアクセルにこだわらない演技スタイル?

坂本花織
引用元:日本スケート連盟Instagram

坂本花織選手は、トリプルアクセルや4回転ジャンプなど、高難易度のジャンプを組み込まず、持ち前のスケーティング技術や、表現力を武器に戦うスタイルを確立しています。

これは、プログラム全体の完成度を高めるための戦略です。

しかし、この「「強さ」を武器にするスタイル」が一部では不満に思われているようです。

一般的に、トリプルアクセルに「女性らしさの象徴」はありません。

ところが、トリプルアクセルに成功した場合、助走から着氷までの流れに美しさや軽やかさを感じる人が多いのも事実です。

トリプルアクセルから、「美しい」・「しなやか」といった印象を受ける人が多いため、トリプルアクセルを飛べるフィギュアスケートの選手を「女性らしい」、と感じることが多いようです。

理由④:女らしくなよなよしてない?控えめでない?

坂本花織
引用元:日本スケート連盟Instagram

坂本花織選手は、「女らしく、なよなよしていない」・「控えめではない」という印象を持たれることが多くあります。

これには、理由②と③で考察した、坂本花織選手の特徴が関係していると考えられます。

坂本花織選手は、「女らしく、なよなよしていない」・「控えめではない」という印象を持たれる理由はとは?
  • 持ち前の表現力とスケーティング技術を武器に戦う、ダイナミックな演技
  • トリプルアクセルにこだわらない演技のスタイル
  • 正直で飾らない、強気な発言
  • 怪我をしない強靭な体幹

正直で飾らない発言やダイナミックな演技が、坂本花織選手の大きな魅力です。

管理人

その一方で、ステレオタイプの「女性らしさ」で考えた場合、
このパワフルさが「品がない」ように思えてしまうのかもしれませんね。

理由⑤:感情表現の仕方?

坂本花織
田中刑事
引用元:日本スケート連盟Instagram

2022年3月から、ロシアのフィギュアスケート選手は、国際スケート連盟(ISU)主催の大会(世界選手権、グランプリシリーズなど)に出場できていません。

そして、坂本花織選手が世界選手権で優勝したのは、ロシア人選手が国際大会から除外された後の2022年、2023年、2024年の3回です。

ロシア人選手が国際大会に参加していた時点でも、善戦はしていました。

それでも、2018年大会は6位、2019年は 5位、2021年(ストックホルム)大会は 6位という結果にとどまっています。

さらに、2021年大会では、ロシアのアナ・シェルバコワ選手が金メダル、エリザベータ・トゥクタミシェワ選手が銀メダルを獲得し、ロシア勢が1位・2位を独占しました。

つまり、坂本花織選手はロシア人選手には1度も勝っていないんです。

浅田真央さんや先日アイスダンス転向を表明した紀平梨花選手は、ロシア勢を抑えて優勝を飾った経験があります。

ロシア人選手が参加していない大会で、ロシア人選手に勝っていない坂本花織選手が喜びを爆発させる様子に、違和感を抱く人も多いようです。

理由⑥:茶髪が不評?

坂本花織
引用元:日本スケート連盟Instagram

坂本花織選手が髪の色を変えたタイミングは大きく2回ありました。

1回目は2019年、2回目は2024年です。

2019年

2019年には坂本花織選手は茶髪に挑戦しています。

2019年6月28日に日刊スポーツが配信した「坂本花織が茶髪姿を披露、大学デビュー?に「はい」」で記載されていました。

この時は「大学デビュー」としていて、坂本花織選手自身も気に入っていたようです。

この時はナチュラルな茶色で、SNSでも批判的な投稿はありませんでした。

2024年

一方、2024年には金髪に挑戦しています。

2024年9月30日にデイリーが配信した「金髪イメチェンの坂本花織、今季テーマは「CHANGE」 世界選手権3連覇女王「とにかく自分に勝つ」」など、多くのメディアで、金髪にした理由が報道されています。

その理由は、フリー曲で演じる人気ミュージカル『シカゴ』のイメージに合わせた、とのことでした。

SNS上では、「似合う」という意見も「似合わない」という意見もみられます。

「似合う」という意見

「似合わない」という意見

理由⑦:はしゃぎすぎ?

坂本花織
引用元:日本フィギュアスケート連盟Instagram

2025年04月21日に配信されたWeb Sportivaの「坂本花織が「限界突破!」 たくさんの課題を財産にしてミラノ五輪へ向けポジティブ」など、多数のメディアで、以下の発言が報じられています。

はしゃぎすぎて、中野(園子)先生にも『自分が滑る力は残しとけ』とずっといさめられていました。

これは2025年4月17日から20日に開催された、世界国別対抗戦でのエピソードです。

坂本花織選手は、この大会の団長に立候補しています。

そして、団長としての役割とともに、周囲からの応援など、全てが楽しかったと語っています。

また、「はしゃぎすぎで品がない」と言われるのには、別の理由もありそうです。

SNSでは次のような投稿がされていました。

この投稿の背景に考えられるのが、2022年に開催された北京オリンピックです。

2022年に開催された北京オリンピックでは、ロシアはこのような状況でした。

状況
優勝候補と考えられていた、ロシアのカミラ・ワリエワ選手にドーピング問題が発覚

競技続行こそ許可されたものの、フリーの演技では転倒が相次ぎ、最終的には4位という結果に終わっています。

状況
アンナ・シェルバコワ選手が金メダル、アレクサンドラ・トゥルソワ選手が銀メダルを獲得

ロシア人選手が1位・2位を獲得するという輝かしい結果を確立しました。

しかし、カミラ・ワリエワ選手の結果に対し、アンナ・シェルバコワ選手、アレクサンドラ・トゥルソワ選手ともに複雑な心境となっていたことが報道されています。

状況
アレクサンドラ・トゥルソワ選手は銀メダルに納得がいかず、感情的になる様子も見られた

一方、坂本花織選手は見事な演技を披露し、銅メダルを獲得しました。

日本勢としては3大会ぶりのメダル獲得であり、坂本花織選手自身は非常にこの結果に喜んでいました。

このような状況の違いから、表彰台では坂本花織選手の純粋な喜びと、対照的にメダルを獲ったロシア選手たちの複雑な感情とのコントラストがはっきりと表れていました。

その結果、

「ロシアは順位を素直に喜べずにいたのに、坂本花織は二人に配慮せず、一人だけはしゃぎすぎだった」

という意見が出たようです。

ところが、坂本花織選手はカミラ・ワリエワ選手について、「正直、見るのがつらかった」とコメントしていることが多くのメディアでも報道されています。

坂本花織選手は自身の結果に対しては大いに喜んでいるものの、決してロシア勢に対して配慮がなかったわけではありません。

管理人

「はしゃぎすぎで品がない」という意見は、坂本花織選手のコメントには目を向けず、表彰台での歓喜の様子だけに目を向けた、一部の方の主観的な意見である可能性が高そうですね。

ロシアの背景に対する誤解も?

上記の投稿では、「ロシアは国として認められていない」と記載されています。

しかし、ロシアが世界選手権を含む国際大会から無期限で除外されたのは、2022年3月1日の国際スケート連盟(ISU)の発表によるものです。

北京オリンピックは2022年2月4日から2月20日に開催されたので、この時点では、ロシアは国として正式に認められています。

さらに、ロシアが世界選手権を含む国際大会から無期限で除外されたのは、ロシアのウクライナ侵攻を受け、国際オリンピック委員会(IOC)の勧告に基づいた措置です。

2022年の時点で、ロシアのドーピング問題は大きくとりあげられていました。

ところが、ドーピング問題が原因で、ロシアが国際大会から無期限で除外されたわけではありません。

管理人

時間の経過の中で誤った認識が広がり、一部の方から坂本花織選手に批判的な意見を発している可能性が高そうですね。

坂本花織の化粧がケバくて品がない?

坂本花織
引用元:日本スケート連盟Instagram

また、一部では「坂本花織の化粧がケバくて品がない」という意見があると耳にしました。

しかし、SNSで調べてみた結果、「坂本花織の化粧がケバい」という投稿は見つけられませんでした。

フィギュアスケートでは、
競技用のメイクはステージメイクとして施されます。

ステージメイクという特性上、通常のメイクとは異なります。

フィギュアスケートの競技用のメイクの特徴
  • 広いリンクでも観客や審査員に表情や演技がはっきりと見えるよう、あえて濃いメイクにする
  • 照明の下でも顔のパーツが映えるよう、アイメイクなどを比較的濃く仕上げる

ですから、どの選手も大会には練習時よりも濃いメニューで臨んでいます。

坂本花織選手も競技の際には、
プログラムのテーマや衣装に合わせてメイクを工夫しています。

時には普段よりも大胆な、大人っぽい雰囲気や情熱的な雰囲気のメイクを披露することもあります。

こうしたメイクは、演技の世界観を表現するために意図されたものです。

競技用のメイクは普段のナチュラルな姿とのギャップがあります。

そのため、個人のメイクの好みによっては、「濃い」・「ケバい」と感じることももちろんあるでしょう。

しかし、「かっこいい」・「似合っている」と、好意的に受け止めているファンが多くいるのも事実です。

管理人

「坂本花織の化粧がケバくて品がない」という意見は、一部の個人の感想だと言えそうですね。

坂本花織がかわいいのSNSの声!

坂本花織
引用元:日本フィギュアスケート連盟Instagram

それでは、最後に坂本花織選手に対するSNS上での「かわいい」の声もみてみましょう。

坂本花織選手の大きな魅力は、なんと言っても屈託のない笑顔。

管理人

リンク上での力強い演技と、リンクを降りたときのかわいらしい笑顔のギャップを、魅力的に感じる人が多いようですね。

まとめ

今回は坂本花織選手に「品がない」と言われる理由について調査してみました。

「品がない」と言われる大きな理由には、以下の5つがあげられそうです。

坂本花織選手は「品がない」と言われる理由
  • 痩せてない・筋肉質である
  • 女らしくなよなよしてない・控えめでない
  • 感情を表にするのが下品
  • 茶髪が不評
  • はしゃぎすぎ

しかし、2022年の公式データでは、坂本花織選手の体重は美容体重であり、決して太ってはいません。

また、筋肉質だからこそ、坂本花織選手の特徴ともいえる、ダイナミックでパワフルな演技を可能にしています。

高難易度のジャンプを飛ばない、ダイナミックでパワフルな演技は「女らしくない」と評価されることもあります。

しかし、あえて高難易度のジャンプを組み込まないのは、プログラム全体の完成度を高める戦略だと言えます。

納得のできる演技ができた時には、喜びを爆発させる坂本花織選手。

感情を表に出すことで、「下品」・「品がない」と言われることもあります。

しかし、屈託のない笑顔や、リンク上での力強い演技とリンクを降りたときのかわいらしい笑顔のギャップに、魅力を感じているファンが大勢いるのも事実です。

高難易度のジャンプを飛ばないからこそ、高い表現力で「女王」の座をものにしている坂本花織選手。

大きく注目されているからこそ、一部のアンチから「品がない」・「華がない」と評価されてしまうようですね。

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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